流氷を見に行きました。その③

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3月7日月曜日朝8時半。少しでも知床の冬を味わうためにウトロ港の先端にあるオロンコ岩に自主ツアー遂行。(本当はすごく近いんです。)このあたりに住んでいた先住民族「オロッコ族」から、この名がついたといわれているオロンコ岩はトンネルが繰りぬかれ防波堤の先まで行けるらしい。店舗や民宿の通りを過ぎると除雪区間も終わり、昨夜の吹雪で膝上まで積もった雪をラッセルしながらトンネルまで行軍。さすがにトンネル内に雪はありませんでしたが、中は風洞状態で立つのがやっとの烈風。
抜けると再びラッセル。進むと石碑と堤防らしき雪の小山が。かろうじて階段の手すりも見えたので、転びまろびつ上がるとそこに見えたのは流氷の海でした。果てしなく流氷の塊がひしめき合っている。むぎゅむぎゅと凸凹の氷塊の押し合い。こんな景色があるんだ!ほんの少しですが冬の知床を感じることができました。無事に小一時間の自主ツアーを終え、ホテルの紹介による車で網走へ出発。途中オシンコシンの滝、鹿牧場、オオワシの飛空も観察しながら昼前には「網走道の駅・流氷街道」に到着しました。(砕氷船オーロラ号の出航地点です。)それなりの出費ながら観光とグルメ情報もGETして楽しい時間でした。

写真は知床の流氷。テトラポットも絵になります。